e会計事務所を立ち上げた経緯

初めまして。
大阪市北区で開業しております、Web集客に強い会計事務所、e会計事務所代表税理士の北谷進平と申します。
このサイトでは、社長様や事業主様の経営の役に立つ知識・情報を発信して行きたいと考えております。
まずは、当事務所の代表税理士である私北谷が、どういう経歴で、どういう会計事務所を作っていきたいのかということ。

私、北谷ですが、広島大学経済学史を学んだ後、学問の道を進みたく思い、同大学の大学院社会科学研究科に進学いたしました。
しかし、当時は団塊の世代が現役で、大学教授のポストが空くということは、なかなか無い状態でした。
大学院を出たが就職が無いという団塊ジュニアであふれておりました。
こういう状況で大学院に残っても先が見えないなと、地元和歌山の会計事務所に就職いたしました。

まあ、楽しく仕事をしていたのですが、ある時、クライアントであった不動産会社で経理に欠員が出まして、なかなか後釜が決まらなかったため、引っ張られる形で私がその不動産会社に転籍いたしました。
経理として不動産会社に入社したものの、経理だけをやっていては時間が余ることも有ったため、また、さらっと私が作ったポストインの広告に対して反響が来たため、広告業務も担当することになります。

私の前の担当者は、割とイメージ広告と言いますか、折込チラシに大きな分譲地の写真を使って、「〇〇の地に、分譲地が誕生!」というような、文字数が少ない広告をよく打っておりました。
それが、私には違和感だったんです。
分譲地の写真ということは、砂利敷の空き地で、そんなものに見込み客が興味を示すのか、と。
当時、ちょうど神田昌典さんがダイレクトレスポンスマーケティングを日本に入れてきたばかりで、彼の本が割と売れておりましたので、私も著書を読んでおりました。
こうして得た知識から、折込チラシでもお客様に価値を提供しなければならないと、お客様の役に立つ記事等を折込チラシに入れる様にしました。
営業には、「こんなに文字が多くても、読まんで~。」とか言われながら、「新聞を購読する人は、これぐらいの文字数は読むんだって。」とか言いながら、折込チラシを作っておりました。
これが功を奏したのかたまたまなのか、割と広告の反響が取れるようになりました。
新モデルルームの完成発表会では、ご来場頂いてアンケートに答えてくれただけでも100組以上の反響を得ることができました。

その後転職し、学習塾で総務・経理と理数系の授業担当を経た後、店舗数10ほどの薬局チェーンに至ります。
こちらでは経理を担当していたのですが、かなり時間が余ったため、広告担当を任されました。
写真が好きで、自身が撮影した写真を自作のホームページに載せていたことなどもあり、広告担当の中でも、主にホームページの作成を任されました。
コーポレートサイトですので、検索順位にはかなりこだわって、SEOのことはかなり学習しました。
おかげで、「大阪市 薬局」や「大阪市 ドラッグストア」で複数のページがGoogle検索順位20位以内に入り、「大阪市 〇〇(特定の薬品名)」というキーワードでは、いくつかの取り扱い薬品がGoogle検索1位を取りました。
(このうちのいくつかのワードでは、現在でもGoogle検索順位1位を保っています。)
また、当時流行っていたメルマガの管理を行いました。
店頭でお客様に携帯でQRコードを読み取ってもらい空メールを送ってもらう→メルマガ登録という流れを作り、毎週クーポン付きのメルマガを発行しておりました。

こうして薬局で働いているうちに、税理士試験の会計科目を揃えることができましたので、会計事務所に転職しました。
しかしこの、会計事務所の風土というか体質が、なかなか私には合わず。
経営者の相談に乗りたい、特に、集客の手助けをしたいということで、集客に関する提案や手助けをしていたのですが、これが会計事務所の代表者の理解を得られず。
また、会計事務所の代表者の中には、自分の懐を潤すために、クライアントの利益よりも自分の利益を優先して、自分が紹介料などをもらえるからということで競争力の無いフランチャイズ契約をクライアントに勧めたり、明らかに過剰投資になっているのにクライアントの過剰投資を止めず、クライアントが事業を破綻させることになるなど、私の感覚では看過できない様なことをしている先生もいらっしゃいました。
また、そもそも、職員に対しては、とにかく記帳代行・税額計算することしか期待しておらず、ひたすらこれらの作業ばかりさせるような事務所もありました。


会計事務所は結構勤めましたが、このあたりのことで代表者とぶつかることも多く、結局は自分で会計事務所を立ち上げないと、やりたいことはできないなと感じたため、大学院で残りの税理士試験科目を免除されたタイミングで、クライアント0件の状態で独立・開業しました。
事務所名は「e会計事務所」としましたが、これは、「いい会計事務所」という音になることと、私自身がネット集客に力を入れて行きたいと考えているため、インターネットを連想させる「e」の文字が入るためです。
私が設立したe会計事務所でやりたいことは、大きく3つあります。
一つは、集客を中心とする経営支援を通じて、社長・個人事業主に成功してもらうということ。
一つは、クライアントの経営相談に乗れる、また、そういったことをしたい会計事務所職員を育てること。
一つは、クライアントの経営相談に乗れ、売上を上げることができる、また、そういったことをしたい税理士の集りを作ること。
会計事務所界隈では異端的な考えを持っておりますが、興味がございましたら、ブログなどはこまめに更新したいと考えておりますので、また、再訪して頂ければと思います。

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