経営理念、一旦決まりました。

同友会の指針セミナー第2講に泊まり込みで行ってまいりました。
自分がどんな会計事務所を作りたいと思ってこの会計事務所を始めたのか、また、現状の方向性はそこから変わっていないのか、これからはどうしていくのかということを考えるにあたって、非常に良い機会だったと思います。

そもそも、e会計事務所の屋号ですが、単純に「いい会計事務所」と読めるからつけております。
私の経歴ですが、先に一般企業、それも勢いのある伸びている企業で長年働いた後、ある程度税理士試験に結果が出だしてから会計事務所業界に入ったとう経緯がございます。
会計事務所に入って、もっとクライアント様のために提案をしたい、もっとためになりたいという思いから、自分の会計事務所を立ち上げております。
クライアント様のためになる会計事務所、そして、従業員ものびのびと働け、しっかり給料ももらえる会計事務所、そういうものを作りたかった。

ただ、クライアント数ゼロでこの会計事務所をスタートさせたため、最初はボリュームゾーンの記帳代行を安くというニーズのお客様をターゲットに売上を伸ばしてきたという経緯がありまして。
しかし、8月に岡本が入社してくれるとなって、このまま記帳代行を低単価で受けるというのは、まずいなと。
せっかくうちの事務所で働くことを選んでくれた従業員さんのためにも、記帳代行をたくさん受ける疲弊した会計事務所にというのはしたくなかった。
(そもそも、そういう会計事務所は作らないぞと思って立ち上げておりますので。)
方向性がぶれてきているなと。
そして、私もかなりの長時間労働になっているため、かなり心が疲れてしまっているということに気が付きました。

あと、衝撃的だったのが、「この事業を続けて、北谷さんは幸せになるんですか?」と言われたことでした。
私がこの事業で幸せになる、そういうことは全く考えたこともありませんでしたので。
クライアント様に良いサービスを提供する、従業員さんにはしっかりとした実務経験を積んで頂き、しっかりとした待遇を、そういうことはずっと考え、どうやったらと悩みながらやってきました。
ただそこに、私が幸せというのは全く無かったなと。
かなりの長時間労働(平日は普通に12~14時間、土日祝でも8時間以上)で、耳鳴りが止まらず、ブルーライトの影響で夜眠れず、常に忙しいというのが今年2月からの状況でした。
(自分の裁量で働けるから、別にそれはストレスではなかったんです。体はしんどかったですが。)
そんなこんなで、指針セミナーは、考えさせられ衝撃を受けた日でした。

自身の幸せというのが入っていない経営理念ですので、また新たに付け加える部分も出てきますが、一旦の経営理念を。
一、私たちは、人生の羅針盤であり続けます。
一、私達は、がんばる人や企業と高め合い、未来の子供たちが希望を持てる社会を創造します。
こういったものになりました。
詳しい内容につきましては、また後日にさせて頂きたく思います。

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